Mariapoli

 

マリアポリは「マリアの町」という意味です。

国や世代、宗教を問わず、誰もが歓迎され、「互いに愛し合いなさい」という聖書の言葉や“黄金律”*をみなが実践するなら、世界はどんな風になるでしょう?

それを実体験する数日間の集いが、マリアポリです。

黄金律「自分にしてもらいたいことを人にもしなさい。自分にしてほしくないことは人にもしてはならない」という、諸宗教に共通の教え。

 

マリアポリの始まり

1949年から59年にかけ、夏の休暇を利用してイタリア北部のドロミテ渓谷に多くの人々が集いました。若者や家族連れ、様々な職業や国の人々が、福音の言葉を実践しながら、相互の愛を生きる日々を過ごしました。これが「マリアポリ」の始まりです。現在、世界中で毎年100以上のマリアポリが開かれ、10万人以上が参加しています。

 

日本のマリアポリ

マリアポリは1973年以来、日本でも毎年行われています。

長崎のマリアポリ2023

参加者の声

「マリアポリは、一つの大きな「家族」が生まれる、愛に満ちた場だといえるでしょう。」

「マリアポリ参加者には、子供たちもいます。「私は9歳の時、初めてマリアポリに参加しました。最初はゲームや遊ぶのが楽しくて来ていましたが、マリアポリにいる人たちの姿を見ながら、『愛する』とはどういうことなのかを習いました。」

「最初のマリアポリのことは、今もはっきりと覚えています。100人くらいの人が集まり、家庭的であたたかい雰囲気に満ちていました。外国人も含め、誰に対してもすぐに親しみを感じました。壁にかけられた 『目に見える兄弟を愛さずに、どうして目に見えない神を愛することができようか』という福音の言葉に心打たれました。また発表された具体的な体験談にも、深い感銘を受けました。隣人愛という、キリスト教の基本的教えをどう生きたらよいか分かったのです。大発見でした。」

 

永続的マリアポリ(フォコラーレ運動の町)

このようなマリアポリの集いをモデルとし、「永続的マリアポリ」と呼ばれるフォコラーレの小さな町が世界中に20か所以上生まれました。最初の町は1964年にイタリアのフィレンツェ近郊で始まったロッピアーノです。

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