The dialogue with faithful of other religions fosters peace and universal brotherhood.
多文化多宗教の共存へと向かう時代にあって、フォコラーレ運動は、宗教の多様性が対立や争いの原因ではなく、むしろ兄弟愛と世界平和に貢献するものととらえ、諸宗教間の対話の促進に努めています。
様々な宗教の人々が、可能な形でフォコラーレの一致の精神を共有し、全ての人が兄弟姉妹として生きる世界を築くため、協力しています。
フォコラーレ運動の促進する対話は、愛を重視し、精神性を基盤とするものです。愛は、「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」という諸宗教に共通の教え「黄金律」に通じるものであり、これを実践することで実りある対話が可能となります。
こうした対話によって、人類家族の一致に貢献する実りが世界各地で生まれ、宗教や民族の違いから生じる暴力や不寛容に対し、一致と平和をもたらす動きが出てきました。
フィリピンのマニラ市郊外のタガイタイには、諸宗教対話研修所 (SOR = School of Oriental Religions) も置かれています。