Fruitful dialogues have developed among individuals, groups, movements and associations over the years, contributing to unity in the Catholic world.

カトリック教会内の諸運動や新しい共同体間の交わりは、歴史的には新たな動きですが、近年、世界中で急速に広がっています。

1998年5月30日、聖霊降臨前日、教皇ヨハネ・パウロ二世の招きにより、諸運動と新しい共同体は、全世界から聖ペトロ広場に集い、歴史的な催しが実現しました。諸運動はいずれも、時代の必要性に応えるため、聖霊が教会と人類に与えた特別なカリスマにより創立されたものです。

ヨハネ・パウロ二世は「諸運動は教会のカリスマ的側面に含まれ、位階制度と並び教会にとって不可欠な存在である」と述べられ、運動間の親しい交わりを望まれました。この教皇様の意向に応え、キアラ・ルービックは、フォコラーレのカリスマである「一致」を生かして、運動間の兄弟愛を育むことをお約束しました。

1998年聖霊降臨の聖ペトロ広場での集いに続き、諸運動の交わりは豊かな実りを生み、世界各地で300以上の集いが開かれ、様々な形で実現されています。

  • 他の運動と共同で祈りを捧げるため集う。
  • 共通の計画や社会事業などを兄弟愛の精神で共に行なう。
  • 他の運動の集まり行事に参加する。
  • それぞれの機関紙に、諸運動との対話に関する記事を掲載する。

諸運動・新しい共同体の交わりの中で、相互愛が育まれ、各々の運動が持つ賜物を互いに発見し、尊重するようになります。

2001年10月、イタリアのアシジで、キアラ・ルービックはフランシスコ会士と、同年11月にはスペインのモンセラットでベネディクト会士と集いを持ち、伝統的なカリスマの修道会との交わりが生まれました。教会の諸運動と修道会との集いは、2010年10月23日にアシジで実現しました。

さらに、カトリック以外の諸キリスト教会内の諸運動との間にも、1999年から兄弟愛と交わりが育まれ、発展していきました。こうした交わりの実りとして、2004年5月及び2007年5月には、ドイツのシュッツガルドで「共にヨーロッパのために」と題して、福音の光に照らして「新しいヨーロッパの魂」を築こうという大会が開かれました。こうした動きは今もヨーロッパ各国ですすめられています。

「進みなさい!」

「キアラ(ルービック)が預言したことに向かって進みなさい!」と教皇フランシスコが励まされました。 2019年9月2日の教皇フランシスとの個人謁見後、フォコラーレ会長のマリア・ヴォーチェと共同会長のヘスス・モランは「信頼、心の広さ、感謝」という言葉を使って語ります。ビデオを見る