現在のグローバル世界の平和と発展は、私たちがいかに自分と異なる信条や文化、年齢や社会的ステータスの人たちと共生し、一つの家族を築いていくかにかかっています。

カトリック教会では、個人レベルで、またグループや団体、諸運動の間でも実り豊かな対話が進められ、相互の一致が深められています。

諸キリスト教会との対話では、これまで築かれた一致を土台とし、諸教会の完全な交わりを目ざして、相互努力が続けられています。

異なる宗教の人々との対話では、グローバルな兄弟愛を共に育みつつ、平和構築を目ざしています。

現代社会で、善意の内に生きる全ての人々とは、自由、社会正義、国際協調などの共通の普遍的価値観を共に目ざしながら、相互協力の道を歩んでいます。

さらに、政治、経済、医療、環境、教育、スポーツなど、人間社会の諸分野における対話も存在します。