家庭は世界を抱く! 東アジア地域の「オンライン新しい家庭学校」

 
昨年に引き続き、韓国地域のメンバーが中心となって、2021年10月1日~3日(金・土・日)の3日間、第2回目のオンラインの新しい家庭学校が開催されました。参加者は、韓国、日本、台湾、香港等からで、最終的に278箇所から接続し、455人が参加しました。日本からは34箇所から接続し、51人が参加しました。

今年のオンライン新しい家庭学校は、金曜の夜1時間、土曜·日曜の午後にそれぞれ3時間、Zoomの通訳チャンネル機能を使って行われました。                             新しい家庭学校のプログラムは、黙想、キアラの言葉を始め、たくさんの人達の経験が盛り込まれていました。

学校の1日目は、フォコラーレ運動の紹介と、みことばを生きた人たちの経験。

2日目は創立者のキアラ・ルービックが1998年の新しい家庭運動の大会で話したビデオ、今年、3代目のフォコラーレ会長に選ばれたマーガレット・カラムの講話。この精神を生きた人たちの経験、フォコラーレで行っている海外への支援活動、グループに分かれたミーティングでは、日本、韓国、台湾等はそれぞれの国に分かれてミーティングを行いました。

3日目は、家庭と教育について1987年のキアラ・ルービックの講話。韓国の方々が家庭でこの精神を生きた経験。パパ様の結婚している人や結婚の準備をしている人たちのメッセージを聞き、最後に学校に参加した方々の感想を聞く時間がありました。韓国、日本、台湾、香港等が一つの地域になったことを実感できる素晴らしい集まりで、フォコラーレの精神が家庭にとっての光、生きる勇気を与えてくれました。

3日目の感想発表の時間では、日本からの参加者達も自由に発表しました。また学校終了後に感想文用紙に書いてフォコラーレに送った人もいました。いくつかの感想をご紹介します。

フォコラーレ精神で生きている多くの家族達にあえて嬉しかったです。ネット環境で遠くに離れている韓国、台湾、シンガポールの熱心な方達からお話しが聞け、すごいことだな。コロナのおかげかも・・・。と感じました。

学校に参加することができ、大きな家族と共に歩める恵みを実感し、感謝の思いでいっぱいです。(韓国の)のり巻きとトッポギの経験は、私にとって啓示のようでした。

*レストランの持ち主の経験の一部を紹介します。
(苦しんでいそうな若者にタダで巻きとトッポキを差し上げた後、)「お客さんは、何も言わずに暗い表情で食べるばかりで、ありがとうも、ごちそうさまの言葉もなく、さっと出て行ってしまいました。不満な気持ちもしましたが、私はそのお客さんの残りの一日が平安であるようにお祈りしました。帰り道、娘に今度そのようなお客さんが来たら、頼まれた通り快くしてあげるようにと言いました。娘もその方が良いだろうと言いました。私の心は平和でいっぱいになりました。」

結婚26年目です。婚約時代から二人でこの理想の中で歩んできました。子供も4人います。一つ一つの家庭が神様の芸術作品として、それぞれの置かれた場所で完成されていく姿を経験の分かち合いを通して目にすることができ、夫婦の一致を保つための学びを今までいただけてきたことに改めて感謝しています。ありがとうございます。

韓国、台湾をはじめ世界中に神様を信じるフォコラーレのみなさんがいて、皆さんが、家族・兄弟姉妹という思いで集まっているスケールの大きな温かみを感じて感動しました。グループミーティングでは、名古屋や東京の方達と話し会えて、リモート会議にはじめて参加できて嬉しかったです。また、皆様の表情が笑顔が素敵でした。

今年の家庭学校もすばらしかったです。韓国、日本、台湾、香港が一つになったこの姿は、東アジア地域に住む私たちの新しい展望(ビジョン)を見せてくれました。

ルール(500)