マリアポリの特徴としては、宗教や宗派を超えて、子どもからご高齢の方々と年齢層が広いにもかかわらず、マリアの町の民として、お互いの愛を生きることでひとつの家族となっていくことです。黙想や分かち合いもマリアポリの大切な一部で、初めてのマリアポリの経験や、世の中でこの霊性を生きた経験も発表されました。
今回は新しい試みとして、特別テーマ「環境問題」についてのシンポジウムがあり、3名の環境のエキスパートの講演を聞きました。地球規模や、身近な生活の中での危機など私たちはどのように生きるべきかを学びました。
マリアポリ祭
欠くことのできない「マリアポリ祭」を通して交わりの喜びがますます大きくなりました。マリアポリ祭には、メキシコのダンスをみんなで踊ったり、やはり全員で盆踊りを踊って盛り上がりました。ポルトガル語で「家族の祈りの歌」が歌われてからお夕べの祈りをしました。
ワークショップ
ストレッチ・ヨガ、環境を深める話し合い、小物づくり、盆踊りなどがあり、それぞれが楽しみながら家族的な関係が築かれました。
若者たちの力
最終日は、若者たちがワールドユースデイ(世界青年の日=WYD)の報告をしてくれました。WYDの歴史のステキなプレゼンテーションや今回実際に参加した若者達は会場やビデオで体験を分かち合ってくれました。
若者たちはマリアポリの間中、お互いの愛を生き、まわりの人たちにひたすら愛を注いでました。
子どもたち
子どもたちは元気いっぱいでした。
敬老の日には、ご高齢者の「肩たたき」のプレゼントをしてました。
参加者の方々は、マリアポリで築いた相互の愛を通して真ん中のイエスの存在を感じて、喜びに包まれて帰られました。
皆は、「ひとつの家族」だと体験できました。
参加者からは
「大安息日のようでした」
「多国籍な交わりができた」
「自分の経験が相手にプレゼントになった」
「隣人愛を実践したい」
「とても大きな恵みの中で2泊3日元気に過ごしてきました」
「長崎の山の中の「日吉ドロミティ*」に導いてくださったキアラに感謝し、身に余るほど受けた愛をこれから(韓国でも)伝えたいと思います」(※初期のマリアポリはドロミティ山脈で開催されました。)
「世界中どこへ行っても、私たちの大きな家族がいて幸せです」
など、今後の生きる指針となったようです。
参加できなかった方々も丁寧に、一生懸命、愛を生きていました。実際に参加できなかった方々のお祈りと尊い捧げものがいかに大きかったです。
おかげ様で、実り豊かなマリアポリとなることができました。感謝でいっぱいです !
試練の中にいらっしゃる方々、ご家族が苦しみ抱えている方々、災害や平和がない国の人々のためにお祈りを続けながら、マリアポリの現実を会う全ての人にもたらしたいと思います。