マリアポリ2024年 in 長崎

 
10月11日(金)~14(月)フォコラーレ創立80周年に当たる今年、日吉自然の家で「対話」と題し、マリアポリ(マリアの町)が開催されました。

県内外のみならず、韓国からの参加者、3歳~87歳までの世代、文化、教会や宗教の違いを超えて、総勢百二十五名ほどが集いました。
諸キリスト教と諸宗教間の対話に関する黙想、体験談を聴き、テゼの祈りを経験し、長崎宗教者懇話会について学ぶこともできました。

今年イタリアで五百人近くの諸宗教者が集まった集いの報告もあり、諸宗教対話にローマで長く働いた、韓国のクリスチーナ・リーによる「特別テーマ」をとおして、宗教対話への心の地平線が開かれました。
最終日には、今年開催された国際若者大会「ジェンフェスト」に参加した若者たちがその報告をしました。
この四日間、黙想や対話、分かち合いやワークショップ、合唱、寸劇、盆踊りなどをとおして参加者同士の関係が深まり、その中でイエスと出会え、会場は笑顔で満たされていました。

参加者の言葉

・この活動を通して、イエスを知りたがっている多くの人々を目の当たりにしています。
・シノドスの理解をするにあたりフォコラーレの活動が教皇様の思いと重なっていると感じられたこと。
・宗教や国籍等で人が憎み合ったりするのではなく対話を通して理解し合っていけば必ずお互いを尊重しながら共存できていくと感じました。
・長年出来なかったゆるしの秘跡にあずかり大きな荷物を降ろせたような気持ちです。
・どんな時も独りでないこと兄弟姉妹が隣にいる温かさを感じられるひとときでした。
・皆が共に愛し合っている地上の天国、超自然の喜びの雰囲気に溢れたマリアポリに参加して、目の前にいる人を愛したいという気持ちが強くなりました。
・みなさんの明るい表情、そして信仰の喜びに生きておられる姿に励まされました。「神の国はここにある」と実感することができました。
・司牧者として、信仰の喜びを伝えていくことの責任を改めて心に刻みました。

ルール(500)