「進みなさい!」

 
「キアラ(ルービック)が預言したことに向かって進みなさい!」と教皇フランシスコが励まされました。 2019年9月2日の教皇フランシスとの個人謁見後、フォコラーレ会長のマリア・ヴォーチェと共同会長のヘスス・モランは「信頼、心の広さ、感謝」という言葉を使って語ります。

バチカン・2019年9月2日

ビデオの要約

マリア・ヴォーチェ:

私たちは教皇様との個人謁見から出たところです。素晴らしくて、非常に心のこもったときでした。私たちは、教皇様にキアラのコレガメント集の本と(…)「全ての苦しむ人々の喜び」と呼ばれるマリア様のイコンをプレゼントしました。教皇様はこのタイトルとイコンの両方を大変気に入りました。

(…) 教皇様との謁見全体は、大きな信頼と寛大さが特徴的でした。教皇様は、「前進しなさい、進みなさい」と何度も何度も言われました。私たちのこのみ業(フォコラーレ)がこれまでにしてきたことに感謝をされ、今回、このように出会えたことを非常に喜び、本当に幸せだと感じていたようでした。

彼は「私のために祈ってくださいね。」とおっしゃいました。そこで、私は「このフォコラーレの精神を生きる世界中の人々は、私たちが教皇様とここにいることを知っていますので、今日はみんなが特別に祈っています。カトリック教徒だけでなく、全員がこの特別な時のために祈っています。」とフォコラーレ全体が祈っていることを伝えました。

ヘスス・モラン:素晴らしい一時でした。教皇様は私たちに「あなた方が行っていることに感謝します・前進してくださいね。」と何度も言われて、私たちも教皇様に、「いつも教皇様のおっしゃってることを皆に伝えたり、その言葉を強調していますよ!」と約束し、本当に相互の愛によって導かれた会議であったと感じています。

そこで私は、昔、キアラのパウロ六世との個人謁見を思い出しました。彼はキアラに「ここですべては可能です」とおっしゃったように、ここもそんな感じで、本当にすべてがそこでは可能だと感じました。いろんなことについて話しましたので、具体的に考える必要はありますが、教皇様は「キアラが預言したことをすべて進めてください」とおっしゃってくださいました。

マリア・ヴォーチェ:教皇様は、ナショナリズム、平和への圧力、私たち自身が人類の間でさえも、教会の中でさえ、障害があることを見て、どれほど悲しみを覚えてるかを言い続けられました。教皇様は「どうして私たちは歴史に学ばないのでしょうか?」「私は泣き悲しみました。」「平和と相互の理解に反することを耳にする時、とても悲しみ、泣いてしまします。」と。

それから教皇様は、私たちにとって、非常に良いことを話してくれました。それは、「時々、何かの折に許可を求めるよりも許しを求める方が良いですね。」と。多くの場合、間違いを犯してしまったら許しを求める方が良いと話されました。

ヘスス・モラン:特定の地域で紛争が死をもたらし続けているため、教皇様ご自身は非常に悲しんでいます。教皇様は、「私たちが経験した悲惨な戦争から学んだことを活かしていないことは悲しい!」と嘆いておられました。そこで、私たちは、ヨーロッパのマリアポリについてお伝えしました。キアラの生誕100周年(2020年)の準備についても話しました。教皇様は私たちの話したことを高く評価し、これは過去を記念するものだけではなく、キアラのカリスマが今日、本当に重要だから行っていることだと理解してくださいました。

マリア・ヴォーチェ:私たちはもう一つ感じたのですが、教皇様は司教様、司祭、修道者を非常に心にかけています。このことにおいて、私たちにたすけてほしいということがはっきり伝わってきました。

ルール(500)